こんにちは。日之出商会です。
「老後にいくら必要なのか?」という疑問は、多くの方が抱える不安のひとつです。今回は、ソニー生命のライフプラン情報を参考に、平均寿命まで生きた場合に必要な生活資金について、具体的なシミュレーションを交えてご紹介します。
■ 前提条件
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1. 月々の生活費:14万3,000円
総務省「家計調査」などをもとに、夫婦世帯・単身世帯の平均的な支出から算出。住居費を除いた生活費として、食費・光熱費・通信費・娯楽費などを含みます。
2. 年金収入(月額)
- 男性:16万4,000円
- 女性:10万円
これは、厚生労働省「令和6年度の年金額」や、平均的な厚生年金・国民年金の受給額を参考にしています。女性は非正規雇用や専業主婦期間が長い傾向があるため、受給額が低めになるケースが多いです。
3. 介護費用:月8万3,000円 × 5年間
厚生労働省「介護給付費実態調査」などをもとに、在宅介護・施設介護の平均的な自己負担額を想定。介護期間は平均的な要介護期間(約5年)を採用。
4. 葬儀費用:200万円
日本消費者協会「葬儀費用調査」などを参考に、葬儀・法要・墓地費用などを含めた平均的な金額を設定。
■ シミュレーション結果
男性(65歳から81歳までの16年間)
- 年金収入が生活費を上回るため、基本生活費は年金で賄える
- 介護費用:約498万円(8.3万円 × 12ヶ月 × 5年)
- 葬儀費用:200万円
- 必要な貯蓄額:約698万円
女性(65歳から87歳までの22年間)
- 年金収入が生活費を下回るため、毎月の不足分を補う必要あり
- 生活費不足:約1,135万円(差額4.3万円 × 12ヶ月 × 22年)
- 介護費用:約498万円
- 葬儀費用:200万円
- 必要な貯蓄額:約1,833万円
■ どう備えるべきか?
- 早めの資産形成(積立・投資など)
- 保険の活用(医療・介護・死亡保障)
- ライフプランの見直しと定期的な相談
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■ 最後に
当社では、保険だけでなく、ライフプラン全体のご相談も承っております。将来に向けて、安心できる準備を一緒に考えてみませんか?