太陽光発電事業者さま

太陽光発電に関する保険
2012年7月から「再生可能エネルギーの全量買取制度」が開始されたことを受けて、さまざまな企業が太陽光発電事業参入を検討しており、同事業を取り巻くリスクに関する補償への関心が高まっています。東日本大震災以降、日本では急速に脱原発の機運が高まり、政府も積極的に普及推進策を掲げています。太陽光発電は今後もますます期待される次世代エネルギーであることは間違いありません。当社では、こうしたニーズにお応えするため、客観的な基準を用いて保険金を算出するわかりやすい保険商品「太陽光発電に関する保険」を発売しています。
補償内容
太陽光発電事業者さまのリスクと補償
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物的損害リスク
太陽光発電システムが被った「物的損害」を補償します。
取扱商品- 火災保険
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利益損害リスク
事故による操業停止や営業停止に伴う売上減少による利益損失を補償します。
取扱商品- 火災保険 売電収入補償特約
(平成24年10月発売)
- 火災保険 売電収入補償特約
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物的損害リスク
太陽光発電システムが被った「物的損害」を補償します。
取扱商品- 施設賠償責任保険
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その他リスク
リスクの診断や、事故時の修復についてサポートします。
取扱商品- 損保ジャパンリスクマネジメント社提供サービス
- 再生可能エネルギー事業
- リスク診断サービス
- リカバリープロ被災設備修復サービス
太陽光発電システムには、上図のとおり、火災等の内的要因以外にも天災等の外的要因によって、損害が発生するリスクが存在します。
「利益損害リスク」や「賠償リスク」は、「物的損害リスク」とセットでご加入いただきます。また、「利益損害リスク」をセットでご加入いただいた場合は、「物的損害リスク」で補償される損害により生じた利益損失を補償します。
太陽光発電システムの事故事例
- 屋外、建築物屋上に設置した太陽光パネルが落雷によって破損した。
- 屋外、建築物屋上に設置した太陽光パネルが強風によって、落下・破損した。
- 屋根に設置した太陽光パネルに積雪した雪が落下し、建物下に設置していたパワーコンディショナーが損傷。(太陽光パネル自体は、積雪量に応じた傾斜角度が設定されており積雪の重みには耐えられる場合でも、周辺機器などが被害を被るケースがあります。)
- 太陽光パネルの盗難。
保険金請求時に必要となる書類
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火災保険の請求時
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- パネル1枚当たりの費用が分かる書類(購入時の書類など)
- 写真
- 修理のお見積り
- 平面図等、全体的なパネル配置図
- (ケースバイケースで)立ち合いによる調査が必要になる事がございます
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売電補償特約の請求時
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- 損傷したパネルの枚数が分かる資料
- 1日ごとの発電量(売電量)のわかる資料(パネルごとのデータ) 事故前後
- 発電量と売電単価が分かる資料
- 工事期間が分かる書類
- 売電事業にかかる損益計算書
- 事故月の損益計算書(経常費・営業利益が分かる資料)
太陽光発電の保険に関する商品パンフレットは以下よりご覧ください